映画「日本で一番悪い奴ら」を見てきました!

友人(男)から一緒に見たいとオファーをいただき、「だったら、無責任な解説したるわ」と、二人で見てきました。

まあ、映画としては、チンピラ映画としては、まあまあというところでした。

ネタばれしない範囲で、映画後に友人に語ったマニアック(で無責任)なコメントの一部を紹介させていただくと、

・薬物中毒の怖さが伝わる映画であり、ある意味、薬物撲滅運動とコラボできそうな映画でした。

・映画自体は、そこそこのエンターテインメントになっていましたが、綾野剛は、「新宿スワン」のスカウトの域を出ず、幹部警察官になっても貫禄が全くなく、最後までチンピラだったので、キャスティングミスだと思います(彼の演技力自体は凄みを感じましたので、彼の能力の問題ではないと思います。)。

・監修に、神奈川県警OBの有名な方の名前がありましたが、実際は、彼が所属する会社の警視庁OBが実質的な監修をしたのではないでしょうか?そう思われる監修ミスが2カ所ありました。まあ、本筋にはほとんど関係ありませんが。小生が監修させていただく際は、そういう細かいところにも気を遣うようにしています。

・単なるチンピラ映画ならまだしも、組織犯罪としての描き方は中途半端だったためか、重厚感はありませんでした。単なるエンターテイメント映画を目指すなら、デフォルメ部分とリアル部分のバランスがいまいちだったのではないでしょうか。

いずれにせよ、色んな意味で、現代では起き得ない事件ですね。

以上、非常に無責任なコメントですが、苦情等は一切受け付けませんので、悪しからず。